価値の提供の仕方
ビジネスコーチの明田佳樹です(^^)
今日のテーマは、「価値の提供の仕方」です。
私は公認会計士の資格も持っていますので、
たまに任意監査という仕事も行います。
今回も、企業主導型保育事業の認可を受けたい企業があり、
「公益財団法人 児童育成協会」に「決算報告書に関する公認会計士又は
監査法人による監査証明」を提出しなければならないということで
引き合いがありました。
任意監査とはいえ、監査証明を提出するということは、
それなりの報酬になってしまいます。
ただ、よく見てみると、
「決算報告書に関する公認会計士又は監査法人による監査証明、「中小企業の会計に関する指針」の適用状況の公認会計士、税理士等の確認に係る書類、税務申告書に添付される税理士等の書類又は決算報告書を作成した公認会計士、税理士等により適正な会計基準に則って処理されたことを認めた書類(公認会計士又は監査法人の監査証明ではない旨を付記すること)」
と記載されています。
要するに公認会計士の監査証明でなくとも、
顧問税理士が作成した書類でもOKのように見えます。
児童育成協会に確認するとやはり監査証明以外の書類でもOKとのこと。
すぐに依頼先にお伝えし、見事に失注しました笑
クライアントからすれば、かかると思っていたコストが
かからなかったのですから良かったです。
これも相手からすれば立派な「価値の提供」になります。
提供するだけでなく提供しないことが、
結果的に価値提供になることもありますね(^^)