山田方谷に学ぶ
ビジネスコーチの明田佳樹です(^^)
今日のテーマは、「山田方谷に学ぶ」です。
先日、山田方谷を学ぶ機会がありました。
山田方谷さんご存知でしょうか?
1805年(文化2年)~1877年(明治10年)まで生きた人物で、
当時、十万両(数百億円)の借金を抱えて財政破綻寸前だった藩の財政を、
財政責任者に抜擢されたのち、わずか7年で完済し、
しかも逆に十万両(数百億円)の蓄財に変え、財政を再建、
稀代の藩政改革者として雲中の飛龍と名を馳せた人物です。
数百億円の借金を7年で完済し、逆に数百億の蓄財にするなんて
凄すぎます。
この山田方谷さんが32,3歳の時に書いた「理財論」という
有名な経済論の中で、次のような言葉を残されているそうです。
「事の外に立ちて事の内に屈せず」
「義を明らかにして利を図らず」
目先の問題に囚われずに大局的な見地から物事を見ることが大切であり、
金銭の増減のみを追求せずに、綱紀粛清や教育など善政を行えば、
財は結果として豊かになると説かれています。
どこか現代の名経営者の方々の言葉にも通ずるものがありますよね。
やはり上手くいく原則は時代に普遍なのでしょうね(^^)