信用と信頼の違い
ビジネスコーチの明田佳樹です(^^)
今日のテーマは、「信用と信頼の違い」です。
信用と信頼、似ている言葉ですが、何が違うのでしょうか。
広辞苑では、
【信用】
①信じて任用すること。
㋐確かだと信じて受け入れること。
㋑現在の行為から考えて、将来必ず義務を履行するだろうと推測し信認すること。
【信頼】
信じてたよること。
と記載されています。
これだけではあまり違いが分かりませんね(笑)
信頼の説明が短い(笑)
私は「信用」と「信頼」の一番の差は、
広辞苑の信用の説明の㋑にあると思います。
㋑には「現在の行為から考えて、・・・信認すること」とあります。
つまり、信用は今までのことから考えて、信認するとあるのに対し、
信頼は一切そのような記載がなく無条件に「信じてたよる」と記載されています。
シンプルなので説明が短くて良いのかもしれません(笑)
この言葉の違いによって、
例えば借入をする際、銀行は担保や過去の決算書などを確認して、
信用出来る相手にお金を貸します。
何も確認せずに信頼してお金を貸すということはしません(笑)
信用は条件付きなのです。
一方で私も含めて人は皆、相手から信頼されたいと思っています。
このとき、自分が相手に抱いている感情が「信用」か「信頼」かは
相手は瞬時に察知すると思います。
勿論、信頼には勇気が要ります。
ですが、自分が相手と良好な人間関係を築こうと思うのであれば、
相手を信頼してあげるということがスタート地点になります。
特に私見ですが、
身近な人間ほど信頼してもらいたいと思っているような気がします。
信用と信頼の違い、意識してみてください(^^)