身体で覚えたことは忘れない

ビジネスコーチの明田佳樹です(^^)

今日のテーマは、「身体で覚えたことは忘れない」です。

ドイツの心理学者のヘルマン・エビングハウスという人が提唱した「忘却曲線」というものがあります。人の脳は１度勉強したことを１時間後には５６%忘れ、１日後には７４％、１週間後には７７％、１ヶ月後には７９％忘れるというものです。もちろん個人差はありますが、概ねこのように時間が経つほど記憶は減るというのは事実です。（参照：ウィキペディアより）

一方で身体で覚えたものは、いくら時間が経っても忘れることはありません。自転車の乗り方や、水泳など、仮にペーパードライバーのような人でも少しやればすぐに車の運転の感覚を取り戻すでしょう。一度、身に付けてしまいさえすれば、一生ものの能力として私達の武器になります。ただ、それは座学だけでは難しく、やはり身に付くまでの実践の繰り返しと反復練習しかないと思います。

素早く大量行動を行うか、時間を掛けてコツコツやるか。どちらにしても根気が要ります。努力なくして身に付けられるものは無いのが、この世界の原則ですね(^^)

私自分が身に付けてきたものを振り返ると、自分の人生に必要なものは必ず身に付けて来ていると思います。逆に身に付けられていないものは、自分の人生にとっては不必要なものだったのだと割り切ることも大切だと思います。それに引きずられると失敗体験のように感じてしまいます。

本当に必要なものは身に付けて来ています。身に付けられなかったものは、そこまでの願望だったと思い、これからも自分の人生に必要な能力を身に付けていきましょう(^^)