孟子の言葉
ビジネスコーチの明田佳樹です(^^)
今日のテーマは、「孟子の言葉」です。
今日はちょっと孟子に触れる機会があり、次の言葉に触れました。
「天の将に大任を是の人に降さんとするや、必ず先ず其の心志を苦しめ、
其の筋骨を労せしめ、其の体膚を飢えしめ、其の身を空亡にし、
行ない其の為す所を払乱せしむ。心を動かし性を忍ばせ、其の能わざる所を
曾益せしむ所以なり。」
天がある人物に重大な任務を与えようとする場合には、必ずまずその人の精神を
苦しめ、その筋骨を疲れさせ、肉体を飢えさせ、生活を窮乏させ、その行動を、
することなすこと失敗ばかりさせて、そのしようとする意図と食い違うようにさせる
ものだ。これは天がその人の心を発憤させ、性格を辛抱させ、こうして今までに
出来なかったことも出来るようにする為の「貴い試練」であるという意味の文章です。
よく神様は乗り越えられない試練は与えないということを聞きますが、
同じ意味ですね。
孟子は紀元前372年~紀元前289年と言われていますので、
2000年前から現代まで天や神様のすることは変わっていないということですね。
若いうちの苦労は買ってでもするなどもこういう発想から来るものですね。
この言葉を聞くと楽して成功するということはないということが良く分かります。
例え一見、楽に見えてもそれまでに凄まじい努力をしている人が多いと思います。
紀元前も今も成功の原則に変わりはないということですね(^^)
まさに今がその時かもしれませんね。