相手のためか自分のためか
ビジネスコーチの明田佳樹です(^^)
今日のテーマは、「相手のためか自分のためか」です。
ビジネスではどうしても後輩を指導する場面が来ます。一つは、部下がミスや失敗をしてしまった時です。その時に、上司が部下のために怒ってくれているのか、自分の憤りや怒りを部下にぶつけているのかは、必ず部下に伝わっています。
私たちも上司に叱られた記憶があると思いますが、自分のために言ってくれているのか、自分の怒りを単純に私たちにぶつけているのかは直ぐに分かると思います。
それは私たちの部下も全く同じです。私たちが部下のことを思ってフィードバックをしているのか、自分の怒りを晴らすために単純に当たっているのかは誰でも分かります。
勿論、部下との今後の関係を良好にするためにどちらが良いかは言うまでもありません。もし、自分の怒りが収まらない時は、何も言葉を発せずに6秒我慢しましょう。怒りのピークは6秒と言われています。感情のまま叱責する前に6秒我慢しましょう。
そして、その後、少し冷静になったところで、フィードバックを行いましょう。
その時は、本当に部下のためを思って発言しましょう。そんな気分になれないという方は、部下と良好な関係のまま、部下の能力が上がった方が自分にもメリットがあると考えましょう。
フィードバックは相手のために(^^)